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連結細管保存!デザイン性に富んだ中の構造は必見です。オウムガイのスライスペア化石/【an916】
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デザイン性に富む中身が見られるオウムガイのペア化石が登場です。連室細管が見事に保存されています。
まずはこちらから。ハっとするほど美しい、極上標本です。殻の外側縁部分をスライスカットすると、ご覧のような内部が現れました。
こちら、気房(きぼう:浮力を担う役割があります。)とよばれる部分が化石化したものです。中は大部分が空洞化しているため、隔壁ラインが立体的に浮かび上がります。
中心部も完全に残っています。これ以上は望めないくらいの状態の良さ。
片面スライスだけで3センチ強のこの厚みです。分厚い!
手の平に収まりきらない大きさ。直径は8.8センチあります。
生物でありながら、デザイン性のある模様を有しています。
まるで、縄を編んだような線が中央に見られます。これがいわゆる体管(連結細管ともいわれます。)といわれる有機質の管です。こんなに太く、はっきりした状態で見られるのは素晴らしいことです。
連室細管が、仕切り部屋のちょうど中央あたりに位置しているのが分かります。中央部分に位置する連室細管は、オウムガイの構造における特徴の一つです。一方、アンモナイトはほとんどが外側(腹側)に位置しています。連室細管を通して、ガスや体液は出し入れれされ、浮力が調整されます。
アンモナイトとオウムガイは形が似ていることから、同じような生き物と勘違いされますが、連室細管の他に、違いがわかるポイントがあります。中の部屋を仕切る隔壁(かくへき)と呼ばれる曲線の形にご注目ください。写真右側の太いほうが成長方向なのですが、成長方向基準にして、隔壁の曲線が凹む(へこ)んでいるのがオウムガイです。一方、成長方向に対して隔壁の曲線がふくらんでいるのがアンモナイトとなります。
曲線が軟体部の収められていた方向に対して、Uの字になって凹んでいます。
断面です。やはり分厚い。丸みのあるのが一目でわかります。
芸術的な模様です。どれほど重いのか、と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、空洞化した部分が多いため、手にすると意外に軽やか。そうはいっても、両方合わせて300グラム近くはあります。
もともと一つのアンモナイトをスライスしたものですから、重ねるとぴったり合います。まるで、ボール。6.5センチの厚みです。
表面は、ポリッシュされており、滑らかな手触り。カットした断面を見ると…。
堆積物で埋まっている箇所、空洞化している箇所、様々です。
落ち着いたブラウン色。
殻表面は丁寧なポリッシュが成されていて、光沢があります。
ペア標本でありながら、表情の異なる2枚。連結細管がここまで太くはっきり残るとは嬉しいですね。アンモナイトのスライス標本をお持ちの方は、見比べる楽しみがあります。卓越した保存状態の、オウムガイペア化石です。
商品スペック
商品ID | an916 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 連結細管保存!デザイン性に富んだ中の構造は必見です。オウムガイのスライスペア化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径8.8cm 厚み2枚合わせて6.5cm 292g |
商品解説 | 連結細管保存!デザイン性に富んだ中の構造は必見です。オウムガイのスライスペア化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。