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絶品です!アンモナイトのハーフカット標本/【an898】
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アンモナイトのハーフカット標本の極上品をご紹介します。アンモナイトを真ん中でスパっとカットした標本です。アンモナイトの中身を観察できるので、教育用として大変重宝されますが、本品は、観賞用として所有していただきたい、非常に美しい標本です。
一つのアンモナイトを中央でカットしたものですので、当然、見事な対称系となっています。
こちらが殻表面。通常は、アンモナイトは殻の表面を楽しむものですが、今回はこちらの面は脇役になります。かなり厚みのあるアンモナイトであることがお分かりいただけることでしょう。
いかがでしょうか。目が回りそうですね。アンモナイトは中央のわずかな球体から外に成長していきます。写真右下の部屋(房)がアンモナイトの軟体部が居住するスペースになります。これを住房と言います。
では、他の部屋は何の役割があるかともうしますと、こちらは、ガスや海水を出し入れし、自由に浮沈するために利用されていたと考えられています。これらの房を気房と言います。またの名をフラグモコーン。
ずっと見ていても飽きない、人工物にはない、美しさがあります。様々な角度から撮影しましたので、じっくりご覧下さい。
厚い!こんなに厚いのならばオウムガイの可能性もあるのでは?と考えた方は鋭いですが、この標本はアンモナイトです。その理由の一つは隔壁の方向にあります。一つ上の写真をご覧下さい。隔壁(各部屋を仕切る壁)が開口部に向かって盛り上がっていることがお分かりいただけるでしょう。オウムガイの場合、この盛り上がりの方向が逆になります。この点に注目すれば簡単に、見分けることができます(例外あり)。
殻表面の縫合線を合間に楽しむのも一興です。
直径8.3cmと中程度のサイズですが、カット面は美しさは絶品です。
ハーフカット標本としては絶品の一つです。アンモナイトの構造を学習しつつ、芸術的なカーブや色合いを楽しむことができます。
商品スペック
商品ID | an898 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 絶品です!アンモナイトのハーフカット標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径8.3cm 226g |
商品解説 | 絶品です!アンモナイトのハーフカット標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。