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レースのような波打つ縁取りが保存!ハイセンスなアンモナイトスライス標本(Ammonite)/【an894】
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アンモナイトの構造が分かる、デザイン性に富んだスライスカット標本が登場です。
こちらのアンモナイト、2枚はもともと1つのアンモナイトです。中央をスライスカットすると、このような美しい曲線美が。アンモナイトの気室(浮力を調整する箇所)が鉱物に置換され、メノウ化しています。ブラウンを基本とする、何ともシックな色に彩られています。
一枚ずつじっくり見ていきましょう。アンモナイトは、白亜紀に絶滅した頭足類で、現在の地球では見ることができません。現生でいうタコやイカの仲間として知られており、中生代の海では世界中に生息していた生物です。
中央の小さな小部屋をスタートとして、アンモナイトは成長していきます。殻を付け足しながら徐々に大きくなります。幾重にも巻きを重ねた結果、このような曲線美が生まれます。
こちらがもう一つのペアのほうです。同一アンモナイトをスライスカットしているので、両者を合わせるとぴったりと合わさります。
アンモナイトの特徴が良くわかるクリアな隔壁ライン。さて、アンモナイトは巻貝の仲間と一見勘違いされがちですが、巻貝とは構造が異なる生物です。巻貝が、螺旋が中の構造が奥まで仕切りなくずっとつながっており、下へとのびていくのに対し、アンモナイトはご覧のように多くの個部屋に分かれて螺旋を外へ外へと形成しています。ご覧のような小部屋を仕切るラインを、「隔壁」と呼んでいます。
この仕切られた部屋ですが、液体とガスが充填されていました。この量を調節することでアンモナイトは浮力を得て海中を自由に動き回っていました。
さて、本標本、中の構造の美しさは言うまでもありませんが、外側も負けていません。この殻の凹凸感、前の写真でお気づきになったでしょうか。
そうです、突起部分がこのように保存されています。さわると、その凹凸感がしっかり感じられます。
鏡が反射するかのような滑らかな中の構造部分。
触ると鏡面のようにつるつるです。
ひっくり返して殻の表面部分。ザラザラ、いかつい質感。両面いずれもズバ抜けた状態で保存されています。
ペア標本なので、ぴったり合わさります。
このプリっとした丸み、ボリューム感。厚みを調べると、約3センチ。直径が5.5センチですから、いかに厚みがある標本かがわかります。
スタンドを用いた裏側。
このように、立てて飾ると映えます。外殻を縁取る雄々しいまでの隆起部と、エレガントな内側の芸術的構造。全く異なる表情を感じられます。
商品スペック
商品ID | an894 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | レースのような波打つ縁取りが保存!ハイセンスなアンモナイトスライス標本(Ammonite) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.5cm 93g |
商品解説 | レースのような波打つ縁取りが保存!ハイセンスなアンモナイトスライス標本(Ammonite) 外殻の凹凸が保存された保存状態のよい手の平サイズのアンモナイトスライス標本。 大きすぎないサイズで、上質な標本をお求めの方に。 重み、厚みが感じられる、丸みを帯びた標本です。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。