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隔壁ラインのホワイトがクリアな、アンモナイトスライス標本(Ammonte)/【an893】
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艶やかな表面と曲線を描く隔壁模様がエレガントな、アンモナイト化石をご紹介します。
こちらは、マダガスカル産のアンモナイトペア化石です。白い隔壁ラインが太め、ブラウンとホワイトの対比がクリアな標本です。
ご覧のように鏡に映したようにそっくり。それもそのはず、もとは一つのアンモナイトをカットした標本なのです。
光に反射するほど、表面は滑らか。触るとつるつるした手触りです。
ずっと見ていると目が回りそうなほどのらせん模様を描きます。アンモナイトは、アンモニテラ(幼殻)とよばれる杯殻から始まります。それは殻の最初の部分(中央)に相当するのですが、アンモナイトは成長にしたがって、殻を外へと付け足しながら大きくなっていくのです。
本標本はアンモナイトの成長過程が一目瞭然、中の構造丸わかりの標本ですので、学習的化石としても興味深く鑑賞できそうです。
ここがいわゆる中心のヘソ部分。とっても小さいです。一番真ん中は、測ると1ミリにも満たないくらいの繊細さです。
海中の外敵から身を守りつつ、アンモナイトは少しずつ殻を足して成長していきます。本標本は、アンモナイトのいわゆる気房部分が化石化したものです。
アンモナイトは気房(きぼう)と住房(じゅうぼう)の二つの構造をもつ生き物です。軟体部分を収納していたのが住房と呼ばれる部分で、浮力を担っていたのが気房と呼ばれる部分となります。気房はこのように隔壁とよばれるラインで小さく区切られています。アンモナイトが成長して、軟体部本体が前へと移動する際、この隔壁ラインは形成されます。本来ここにはガスと液体が充填されていたのですが、それらの比重を変えることで、アンモナイトは海の中を自由に動き回っていたと考えられています。なんとも器用な生物です。
大きさは、直径3.9センチ。
ぴったり断面が一致します。
はっとするような、隔壁のクリアなラインが印象的。モデル的標本のアンモナイトスライス標本です。
商品スペック
商品ID | an893 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 隔壁ラインのホワイトがクリアな、アンモナイトスライス標本(Ammonte) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 3.9cm |
商品解説 | 隔壁ラインのホワイトがクリアな、アンモナイトスライス標本 中が分かるよう、スライスカットされています。 鏡面のように表面が滑らか。 ブラウン×ホワイトのラインが明瞭で美しい曲線が楽しめる標本です。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。