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焦げ茶色が個性的なマダガスカル産ペリスフィンクテス(Perisphinctes sp.)/【an882】
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マダガスカル産のペリスフィンクテス。濃い茶色が渋い逸品です。
一部縫合線が確認できます。縫合線とは、アンモナイトの殻の内部を仕切る隔壁のが外に露出した部分になります。縫合線はアンモナイトを鑑賞する際の一つのポイントとされています。ご覧のように葉のような模様が特徴的です。ただ、古型のアンモナイト、たとえば、古生代デボン紀のゴニアタイトなどの縫合線はもっとシンプルで、味わいが異なります。
マダガスカル産のペリスフィンクテスはもっと薄い茶色をした標本が多い中、本品は焦げ茶色。中々味わい深い。
開口部。軟体部が収まる部屋の入り口です。ペリスフィンクテスは開口部が小さくスリムな印象です。アンモナイトの連室細管は一般に外側に近いとされていますが、それらしき痕跡が確認できます(写真右の穴)。
直径7.5cm。ご覧のとおりとても美しい標本です。
焦げ茶色が個性的なマダガスカル産のペリスフィンクテス。
商品スペック
商品ID | an882 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 焦げ茶色が個性的なマダガスカル産ペリスフィンクテス(Perisphinctes sp.) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7.5cm |
商品解説 | 焦げ茶色が個性的なマダガスカル産ペリスフィンクテス(Perisphinctes sp.) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。