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アンモナイトの構造や縫合線がよく分かる、ヘマタイトアンモナイトスライス化石(Ammonite)/【an842】
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ビギナー向けアンモナイト標本。アンモナイトの殻のなかには気房(フラグもコーン)がありました。気房は、空気や水を出し入れすることで、海を自由に泳げる(浮沈)仕組みを備えていました。その構造がよく分かります。
こちらは本来の外殻。
殻の硬度の高い部分がヘンマタイトに置換され、金属質の光沢を帯びています。気房の内部には、砂など堆積物が充填されていますが、もともと殻ではないので、ケイ酸塩鉱物によって埋められています。この部分はヘンマタイト部分にくらべて弱いので抜け落ちる場合もあります。
小さいながら縫合線もしっかり確認できます。アンモナイトを楽しむポイントがしっかり詰まった標本です。一般に複雑な縫合線は白亜紀のアンモナイトの特徴の一つです。ちなみに縫合線とは、殻の内部骨格の最外部が現れたものです。
商品スペック
商品ID | an842 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | アンモナイトの構造や縫合線がよく分かる、ヘマタイトアンモナイトスライス化石(Ammonite) |
産地 | Morocco |
サイズ | 直径4.5cm |
商品解説 | アンモナイトの構造や縫合線がよく分かる、ヘマタイトアンモナイトスライス化石(Ammonite) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。