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憧れの異常巻きアンモナイト!! アンキロセラス。コレクションとして完成された逸品。/【an838】
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スーパー3Dクリーニングが施された異常巻きアンモナイト、アンキロセラスをご紹介します。この標本、なんと横幅45cmを超える大物、12.7kgの重量があります。
白亜紀になると、このように巻きがほどけたアンモナイトが出現します。一般に異常巻きアンモナイトと呼称されます。アンモナイトは、写真中央のヘソと言われる部分から外に外に成長していきます。一般的な平巻き型のアンモナイトは、隙間なく円を描くように成長していきますが、異常巻きアンモナイトはこのように、隙間があるだけでなく、巻きがほどけた形になります。
なが~く伸びたミドルセクション。母岩の一部を削らないことで、この不安定なセクションをがっちり支えています。
大きくカーブを描いて開口部へとつながっています。
この標本の最大の特徴はなんといっても母岩でしょう。母岩を完全に除去しないことで、スタンドの役割を持たせています。写真の状態でしっかりと安定します。また前述の通り、母岩の一部がミドルセクションを支えることで、繊細なアンモナイトを立位で楽しむことができます。これはたいしたことないようですが、非常に大きな特典です。異常巻きアンモナイトは、一般に、その展示方法に難があります。立位で展示したいけれども、少しでもバランスを崩すと破損の恐れがあります。まして、これほど大きな標本になりますと、いわずもがな、というものでしょう。その点、この標本は実に良く考えられています。この逸品をあらゆる角度から楽しむことができます。
このスタイルならではの楽しみ方を味わって頂きましょう。360度回しながら撮影しました。
ぐるっと一周。いかがでしたか?この母岩の意味、お分かりいただけたでしょうか。標本としてのクオリティの高さはご覧の通りですが、それだけではなく、コレクション品としての完成度の高さにもご注目いただきたい逸品です。
ヘソまで見事にクリーニングされています。
100円玉との比較。この標本がいかに大きいか、一目瞭然です。彩度の低い母岩と本体との色合いのバランスも最高ですし、やや後側に傾くように母岩の底面をカットしてある点もにくい処理です。化石をコレクションとして楽しむために考え抜かれた逸品です。あこがれの異常巻きアンモナイトのなかでもコレクター垂涎の品というべきアンキロセラスをご紹介致しました。
商品スペック
商品ID | an838 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 憧れの異常巻きアンモナイト!! アンキロセラス。コレクションとして完成された逸品。 |
産地 | Morocco |
サイズ | 幅45.5cm×奥行20cm×高21cm 12.7lg |
商品解説 | 憧れの異常巻きアンモナイト!! アンキロセラス。コレクションとして完成された逸品。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。