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幻の二本木認定コレクション。同コレクションのシンボルというべき、巨大アナパキディスカス/【an832】
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書籍発刊翌年に採取された、幻の二本木認定コレクションをご紹介しましょう。書籍には掲載されていないため、初公開となります。
高さ36cmにも及ぶサイズ。25kgに達する重量は、二本木コレクションのシンボル的存在です。東北大震災にも耐え抜いた土台といっしょに新オーナーを募集します。
種名はアナパキディスカス。
写真右側はシェルがピールし、美しい縫合線が露出しています。非常に複雑かつグロテスクで見事としか言いようがありません。左側は大部分シェルが残っており、渋い光沢を放ちます。この対比がなんとも味わい深い逸品です。
これだけのボリュームがありますが、台座には安定して載せることができます。25kgともなれば、どうやって安定して立たせて展示するか、というシンプルな課題でさえ、工夫が必要になります。この台座は、本標本のために作られており、非常に安定しています。事実、二本木さん曰く「東北震災では震度5の揺れに耐えた!」
こちらは、裏面になるでしょうか。シェルが残っていますが、表面の「対比」の面白さと比較すると、シンプルに感じるかも知れません。
アナパキディスカスに限ったことではありませんが、サイズの大きいアンモナイトの形は、幼生の形とは明らかに異なります。成体は開口部の迫力が増し、どっしりとしてきて落ち着きを感じます。線の細かった子供や青年が、筋肉が付いてがっしりとした体型に変貌するのと似ているかもしれません。
手と比較して下さい。
この表側の縫合線とシェル残存部の対比はこの標本のハイライトでしょう。縫合線の複雑さはこの写真では完全に表現できていません。近づいて見てみましょう。
いかがでしょう。実際は、写真よりもさらに複雑で美しく感じます。
縫合線は葉の模様や、炎の柄に例えられたりします。もちろん後から描いたものではなく、自然の産物です。
この逸品は昭和63年9月、遠別オモシルシベツ川最上部二股右の沢で採取されました。これだけの大物ゆえに、ノジュールを割り取り出しに二日、林道まで搬出に二日かかった、とのこと。二本木さんの思い出もたっぷりつまった思い出の品でもあります。他の大型アンモナイトは、大学等に寄贈されたとのことで、本品は数少ない大型コレクションのひとつ、になります。
ここからは、この標本の特に素晴らしい箇所ばかりを撮影しましたので、じっくりご覧下さい。
いかがでしょう?この存在感、迫力。アンモナイトに興味の無い人でも、「価値あるもの」であることだけは直感的に理解できそうな、威厳と説得力があります。
シェル残存部がグロテスクな縫合線をより奇抜にしています。静と動。
最後は真っ正面からのショットで締めましょう。100円玉と比較して下さい。大学等に寄贈されずに、残った数少ない大型標本です。もし書籍掲載前に採取されていれば巻頭を飾ったであろう、二本木コレクションのシンボル的存在です。
商品スペック
商品ID | an832 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 幻の二本木認定コレクション。同コレクションのシンボルというべき、巨大アナパキディスカス |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 直径36cm 台座含め全体約」:幅32cm×奥行14cm×高36cm |
商品解説 | 幻の二本木認定コレクション。同コレクションのシンボルというべき、巨大アナパキディスカス。 東北大震災を耐えた専用台座付き。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。