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素晴らしい発色を持つ大判マダガスカル産クレオニセラス/【an814】
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438gと重量感溢れる、ヘビー級の登場です。大きいだけでなく素晴らしいイリデッセンス(iridescence)を持っています。イリデッセンス(iridescence)とは、光の干渉(かんしょう)により、アンモナイトの殻が様々な色に輝く現象のことです。
個人的に、イリデッセンス(iridescence)の標本を楽しむときは、日中それも14時前後の太陽が高いときに太陽光が届く場所で鑑賞するようにしています。太陽光が拡散反射している環境で、この手の標本は最も輝きを放つからです(写真撮影は屋内で行います)。この標本も全体に素晴らしいイリデッセンス(iridescence)を持っており、様々な色を呈します。
直径最大部12cmとかなりの大きさがあり、厚みも十分です。
この標本のイリデッセンス(iridescence)には特徴があり、まるでアーティストが筆を走らせたような複雑な味わいが多数見受けられます。
このようにどこまでも渋い味わいも持ち合わせています。
この深みのある青とグリーンが素晴らしいではありませんか。
大判で、かつ厚みもあるため、中央が光るときは縁が落ちています。このギャップがまた良いのです。
そして、一般的に青が出やすいヘソの部分の色相の変化も秀逸です。
深い青が強く出ました。
当てる光の種類や角度によって、様々に変化します。
光の帯が標本に刻まれたかのような強い光のストリーム。
非常にビビッドな色が出現します。
大判イリデッセンス(iridescence)標本らしいダイナミックな色の変化を持ちつつも、ヘソ付近の色相の変化は繊細で美しい逸品です。
商品スペック
商品ID | an814 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 素晴らしい発色を持つ大判マダガスカル産クレオニセラス |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径12cm 438g 厚3.1cm |
商品解説 | 殻表面が全体的にビビッドに輝きます。 グリーン、イエロー、ピンク、ブル-…マルチカラーで両面光ります。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。