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アンモナイトの美を最大限に引きだした、スライスカット標本(Ammonite)/【an749】
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メノウ化した気室が大変透明感ある、アンモナイトのスライスカット標本が登場しました。
一つのアンモナイトを半分にスライスカットし、中の構造が分かる形で展示するタイプの、美しいアンモナイト化石です。2つで1つのペア標本です。
隔壁が白く区切られ、美しいラインで螺旋を形成しています。
アンモナイトは住房と気房によって構成されていています。アンモナイトの軟体部は、軟体部であるゆえに、化石化する過程で保存されることなく、消失してしまいます。アンモナイトが生きていた際は、この殻の太い先に本体とも言うべき軟体部が存在しました。軟体部が入るところを「住房」とよんでいます。ご覧いただいているのは、アンモナイトが浮力を調整するための「気房」とよばれる部分です。気房はフラグモコーンともよばれます。こうやって鑑賞している本標本、実はアンモナイトの気房部分だった、ということになります。
裏側は殻の表面の縫合線が見られます。厚みがかなりあります。
アンモナイトは螺旋状に巻いた貝ということで、『巻貝』だと思っている方がいるかもせん。ですが、それは違うんですね。巻貝は殻の奥まで軟体部が一続きに入っているのですが、アンモナイトはご覧のように殻の奥は仕切られて軟体部が入ることができません。オウムガイも同様、巻貝ではありません。
一部、遊色しています。
アンモナイトの成長は、中心の小さな殻の形成から始まります。この小さな始まりの一巻きは、アンモニテラと言って、一般的には1ミリ程度の大きさだと考えられています。とっても小さいですね。
アンモナイトは成長に伴って、外側へ殻を継ぎ足しながら大きくなる生物です。では、一体どこで実際に殻を作っているのかご存知でしょうか?それは、外套膜(がいとうまく)とよばれる、殻のすぐ下を被う柔らかい肉質の器官で行われていました。外套膜は、新しい殻を作るのはもちろん、漏斗を通じてアンモナイトのジェット噴水の機能を果たしたり、殻の傷があれば修復したりもします。素晴らしい役割を携えた器官ですね。
表面が丁寧にポリッシュされていますので、これだけ反射します。鏡のように滑らかです。
2枚のペア標本を両方を載せると、手の平めいっぱいになるくらいの大きさです。重みも十分感じられます。
厚みは3.7センチ。
気室内部の空洞部分。メノウ化してして透明感があります。中身が透き通って見えます。
隔壁ラインが目を見張ります。明瞭明快でクッキリ。
こうやって全体を見渡すと、乳白色とブラウン色のグラデーションは、相性がとてもいいことが分かります。アンモナイトの美しさを最大限に引き出しています。
商品スペック
商品ID | an749 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | アンモナイトの美を最大限に引きだした、スライスカット標本(Ammonite) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7.8cm 202g |
商品解説 | アンモナイトの美を最大限に引きだした、スライスカット標本(Ammonite) ブラウンと乳白色の組み合わせが美しいアンモナイト標本です。 隔壁ラインが明瞭に見られます。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。