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スタイリッシュな印象のスライスアンモナイト、明瞭かつ太い隔壁ライン(Ammonite)/【an745】
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クッキリはっきりの隔壁模様がスタイリッシュな、ハーフカットアンモナイト化石が登場です。
こちらの標本、アンモナイトを半分にスライスカットし、アンモナイトの中身が見えるようにしたものです。アンモナイトの内部の気房は鉱物に置換され、カチカチに化石化しています。
こちら、実はペア標本なのです。左右対称で同じ標本のように見えるのは1つのアンモナイトをちょうど半分のところでカットしたためです。ご覧のように二つ並べると壮観です。
気房を仕切る隔壁の白い模様が特徴的です。一般的に見る標本にくらべ、シンプルかつ太い区切りのようです。この白色と、濃いブラウンに置換した箇所とのコントラストがいいですね。
ラインがはっきりしているせいか、スタイリッシュな印象を受けます。
一部空洞化しているところあり。これも味わいです。
実は、反対面がとても美しいのです。
通常はこちらを向けて展示しますが…
裏側(殻表面)は菊葉模様がぐるっと鑑賞できるといった趣向を凝らしています。なんと遊び心があるのでしょうか。
菊葉模様を見るには、殻の表面をごく薄く削らないといけませんのでかなりの時間を有するのです。こちらは裏面にもかかわらず、菊葉模様もご覧いただけるよう、あえてポリッシュしたということです。
ちょっと嬉しいポイントです。
ドドン!2枚並べると手の平からはみ出ます。
こちらが反対側。かなり丸みを帯びていますね。
こうやって2枚合わせて厚みを測ってみます。
ぴったり合わさったところで計測…厚みは3.2センチ。直径が6.5センチですから、直径の半分の厚みくらいある標本です。丸いわけです。
ペア標本ですからご覧のようにぴったり重なります。
一個体だけでもいいのですが、ペアで並べて展示するのはまた楽しい。アンモナイト内部をここまで美しく保ちつつ、裏面の菊葉模様もきちんとおさえてあるという、小粋なアンモナイト化石です。
商品スペック
商品ID | an745 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | スタイリッシュな印象のスライスアンモナイト、明瞭かつ太い隔壁ライン(Ammonite) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径6.5cm |
商品解説 | スタイリッシュな印象のスライスアンモナイト、明瞭かつ太い隔壁ライン(Ammonite) 厚みが3.2cmとしっかりとある丸みを帯びたアンモナイトです。 殻表面は菊葉模様が見られます。 134g |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。