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べっ甲色のグラデーションカラーがシックな、オウムガイ化石(Nautilus)/【an727】
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色がいい!形がいい!ポリッシュされたシックな印象のオウムガイ化石をご紹介します。
オウムガイは、一見アンモナイトと見た目が似ているので間違いやすいのですが、アンモナイトとは異なった系統として知られる頭足類です。
オウムガイの起源は大変古いことで知られています。オウムガイ類は、およそ4億年前の古生代デボン紀という時代に誕生しています。さらにオウムガイの元々の祖先といわれる種(形はカーブしたものやまっすぐなものが多い。)は、さらに古いオルドビス紀にさかのぼると考えられます。
オウムガイとアンモナイトとの違いを一目判断するのに役立つかもしれません。白い曲線模様のカーブの曲がり具合をご覧ください。よく観察してみると、殻の成長する方向(時計と反対まわり)に対して、白い曲線がへこんだ向きでカーブしています。全ての種に当てはまるわけではないのですが、基本的に成長方向に対して曲線の向きがへこんでいればオウムガイ、膨らんでいればアンモナイトであると見分けがつきます。
べっ甲のようなキャラメル色の濃淡が美しい標本で、どこから見ても形のよいのが特徴です。最も太い殻の一巻きを縦からご覧いただいています。
それにしてもシックな色ですね。殻にはほぼ均等に白い曲線が見られます。これは、オウムガイが浮力を調整するための「隔壁」と呼ばれる仕切り部屋が現れたものです。殻の表面を丁寧にポリッシュしていくことで、このように模様が美しく見えてきます。アンモナイトの縫合線模様と比べると、かなり直線的で整然とした印象があります。
本標本は中生代白亜紀のマダガスカル産オウムガイ化石です。マダガスカルは中生代はほぼ海に覆われていたと考えられています。ですからマダガスカルでは海中生物の化石がこの時代から豊富に産出されます。白亜紀といえば、地球の陸上では世界中で恐竜が大繁栄した時代です。
この断面の処理は珍しくなかなか面白いと個人的には思っています。というのもオウムガイ化石の断面は、直線的にカットして、サイドと同じように研磨処理することが割合多い気がするからです。ですが、本標本はスパッと水平にカットすることなく、自然なカーブを描いたナチュラルな形状で留めています。中央の丸い穴は連結細管です。広くカーブした断面が本標本の見どころの一つです。
フラグモコーン(気室)がグラデーションのべっ甲色に置換しています。
形がよく、色が美しいオウムガイ化石。アンモナイト化石の横に展示されても、ナイスパートナーになること間違いなしでしょう。
商品スペック
商品ID | an727 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | べっ甲色のグラデーションカラーがシックな、オウムガイ化石(Nautilus) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径6.5cm 厚3.8cm |
商品解説 | べっ甲色のグラデーションカラーがシックな、オウムガイ化石(Nautilus) 124g |
オウムガイとは?
名前の由来
外観がオウムのくちばしに見えることから。英名はノーチラス(Nautilus)で、ギリシャ語の水夫に由来。
生きた化石
4億5000万年前~5億年前に誕生し、それから現在までほとんど進化していない。
眼
外側が平らになった独特の形をもつ。タコやイカのカメラ眼とは異なりレンズの構造がないため、視力はよくない。
食性
90本ほどの触手をもち、それぞれにあるシワに付着させる。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。