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グレートな縫合線模様!厚みのある手の平サイズアンモナイト(Ammonite)/【an725】
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克明すぎるほど克明な縫合線を有する、優秀標本!手の平サイズの厚みあるアンモナイト化石をご紹介します。アンモナイトの縫合線模様をとことん楽しみたい方へ。
直径7センチ、厚みが3センチあるマダガスカル産アンモナイト化石です。ぐるりと表面の殻に見られる個性的な模様は、アンモナイトの縫合線です。
アンモナイトは、ギリシアの羊角神「アモン」の顔にある、羊の角の形をした部分がアンモナイトの形と似ていることから名づけられ、古代の地中海世界では「アモンの角」とよばれた経緯があります。日本では菊石ともよばれています。この「菊」に例えられたのが本標本に見られるような美しい菊の葉模様の縫合線です。
アンモナイトは見た目からは貝類に思われる人も多くいますが実はタコやイカの仲間に近いといわれています。古生代シルル紀に誕生したアンモナイト、現在1万種近い種類が見つかっています。アンモナイトの価値を決める鑑賞ポイントの一つとなるのが、この縫合線模様の美しさです。
殻全体がご覧のように漏れなく縫合線で覆われています。縫合線は、隔壁の最も外側の断面です。アンモナイトの殻の内部には房と呼ばれる部屋が複数存在します。この部屋を分けているのが、隔壁(かくへき)で、その断面が殻の表面に接するとこのような模様が現れます。
最も太い箇所は、厚み3センチあります。
左側、ちょっとピンクがかった曲線のうねりを発見!ちょっと個性を感じます。濃いブラウンと乳白色の基調にこういった色が加わると、これまたなかなかの味わいがありますね。
縫合線は、殻の表層部になるほど複雑になります。複雑かつ妖艶ささえ感じられる魅力的な外観を形成します。縫合線は、アンモナイトの種類によって異なり、種を特定する根拠にもなります。
とくにアンモナイトの仲間の生息年代に依存する傾向があると言われます。古生代全盛のゴニアタイト類などでは、シンプルで幾何学模様のような縫合線を示す傾向があるのですが、一方、白亜紀のアンモナイトでは、複雑怪奇で入り組んだ面白い模様を示します。例外はあるのですが一般的に白亜紀のアンモナイトの縫合線のほうが複雑であるとされています。
形の歪みもなく、完全な状態といって良いグレート標本です。
商品スペック
商品ID | an725 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | グレートな縫合線模様!厚みのある手の平サイズアンモナイト(Ammonite) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7cm 厚3cm |
商品解説 | グレートな縫合線模様!厚みのある手の平サイズアンモナイト(Ammonite) 162グラム |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。