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遊色効果&明瞭すぎるほど明瞭な縫合線模様がコンビを組んだ!マダガスカル産アンモナイト(Ammonite)/【an724】
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マダガスカルが誇る、白亜紀のアンモナイト化石をご紹介します。縫合線模様で埋め尽くされた、圧巻の優秀標本です。
まずは、全景をご覧ください。どちらが表か裏面が分からない、全面縫合線が鑑賞できる、素晴らしいアンモナイト化石です。
反対側。
封を開けた瞬間「おぉ、これは…」と感嘆の声が漏れるかもしれません。明瞭な縫合線が覆い尽くしています。縫合線は、隔壁の最も外側の断面です。アンモナイトの殻の内部には房と呼ばれる部屋が複数存在します。この部屋を分けているのが、隔壁(かくへき)で、その断面が殻の表面に接するとこのような模様が現れます。
なぜこんなに菊の葉模様が鮮やかに浮き立って見えるかというと、模様のまわりが白く縁取られるように白色が入っているからでないかと思われます。もちろん自然にできたものなのですが、このラインが明瞭さを引き立てていると感じます。
本標本、縫合線模様は言うまでもないのですが、もう一つ嬉しい点が。何と、中心部が遊色します。しかも、両面です!
写真ではお伝えしにくいのですが、標本を傾けていくと緑系統にフワーっと幻想的な色が現れます。
断面からご覧いただいています。
最も太い部分は3.3センチ。このあたりもキレイな処理がされています。
直径は11.5センチ。上質標本を手元で鑑賞するには十分な大きさです。
ま、まぶしい…。撮影していて、鮮明な縫合線がこれほど眩しいと思うことはなかなか稀であります。本標本は、いわゆる特大サイズではありませんが、アンモナイトの魅力を余すところなく表現している点において、これ以上は望めない標本であることは間違いありません。
遊色効果と菊葉模様の優秀コンビネーションをお求めの方に。
商品スペック
商品ID | an724 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 遊色効果&明瞭すぎるほど明瞭な縫合線模様がコンビを組んだ!マダガスカル産アンモナイト(Ammonite) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径11.5cm 厚3.3cm |
商品解説 | 遊色効果&明瞭すぎるほど明瞭な縫合線模様がコンビを組んだ!マダガスカル産アンモナイト(Ammonite) 410g |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。