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オックスフォード産のパイライトアンモナイト。(コスモセラス・スピノサム)/【an711】
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オックスフォードクレイ産のパイライトアンモナイト。本種はコスモセラス・スピノサムです。
肋(ろく)の美しさが際立つ標本です。パイライトに全体が置換されているため、全体が金属の光沢を放ちます。
直径最大部5.4cm、重量は58gです。パイライトは鉄ほどではないもの、比重が重いため、ずしっとした重量感を感じます。58gという重量自体は軽量ですが、見た目より重く感じることでしょう。
黒く光っているようですが、実際には、鈍い黄金色といった輝きです。
ここに縫合線が確認できます。縫合線とはアンモナイトの内部を構成する部屋の外壁の最も外側の部分のことです。部屋といっても、複雑な形状をしているため、その断面はこのように複雑な形状をしています。一見、葉の模様に似ているため、葉模様などと言われることが有ります。アンモナイトのコレクションを楽しむときの一つのポイントになっています。パイライトに置換されても、なおその形を保っている縫合線が不思議な魅力を醸し出します。
商品スペック
商品ID | an711 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | オックスフォード産のパイライトアンモナイト。(コスモセラス・スピノサム) |
産地 | Oxford Clay,England |
サイズ | 直径5.4cm 58g |
商品解説 | 約1億6600万年前の地層から採集されたアンモナイトです。 Kosmoceras Spinosum |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。