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オックスフォードクレイ産クエンステッドトセラス(Quenstedtoceras)/【an708】
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英国オックスフォードクレイ産のパイライトアンモナイトです。クエンステッドトセラス種。
オックスフォードクレイはジュラ紀を代表する地層として、時代区分の名前となっているほど非常に有名です。現在ではあらたに標本が発掘されておらず、コレクションできるのは、マーケットで流通している標本のみとなっています。
オックスフォードクレイでは、非常に良質のパイライトアンモナイトを産出します。パイライトは、鉄分を多く含みますが、磁鉄鉱や赤鉄鉱に比べると、実用的な用途が少なく、また、装飾品としてもそれほど利用されているわけではありません。むしろアンモナイトコレクターにとってなじみ深いメタルといえるでしょう。独特の鈍い黄金色が標本に深みを与えています。
パイライトアンモナイトは一般に、表面だけがパイライト化しているのではなく、標本全体がパイライトに取って代わられているものが大半です。本標本も例にもれず、全身をパイライトで置換された「オールパイライト」の標本です。
パイライトは鉄よりも比重が軽いものの、そこはやはりメタル。手に持つと、通常の石の標本とは異なる重量を感じることができます。
商品スペック
商品ID | an708 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | オックスフォードクレイ産クエンステッドトセラス(Quenstedtoceras) |
産地 | Oxford Clay,England |
サイズ | 直径6.5cm 最厚部2.5cm 90g |
商品解説 | 約1億6600万年前の地層から採集されたアンモナイトです。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。