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大絶滅直前のアンモナイト、ホプロスカフィテス/【an667】
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本来の真珠層を残しているホプロスカフィテスです。米国西部内陸部に位置するフォックスヒル層を代表する高品位アンモナイトの一つです。
白亜紀最後期の北米大陸には、陸上ではティラノサウルス・レックスやトリケラトプスが闊歩していました。当時、北米大陸を左右に分かつ大きな海が存在しており、フォックスヒル層は多くの海生堆積物を含んでいます。
フォックスヒル層から産出するアンモナイトのなかには、このようにアンモナイトの殻が本来持つ真珠層をそのまま残しているものが存在します。世界的なアンモナイトの産地のなかでも、このような高品位の標本を産出する地域は数えるほどしかありません。
その一つ?マダガスカル産の標本と比べると、雰囲気は全く異なります。ホプロスカフィテスは先述のとおり白亜紀最後期マーストリヒト期に生息しており、アンモナイトの進化の最終形とも言えます。アンモナイトの仲間で白亜紀の終わりの大絶滅を生き抜いてものはいません(一方で、イカ、タコ、一部の頭足類は大絶滅を生き抜きました。なぜアンモナイトの仲間が絶滅し、他の頭足類が生き延びたのかは未だ結論を見ていません。)
母岩がそのまま台座にになります。
本体最大部10cm、920g。良質のホプロスカフィテスです。
商品スペック
商品ID | an667 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 大絶滅直前のアンモナイト、ホプロスカフィテス |
産地 | South Dakota, U.S.A. |
サイズ | 本体最大直径10cm 重量920g |
商品解説 | Fox Hills Formation,South Dakota,U.S.A. |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。