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本来の美しい真珠層が保存されたホプロスカファイテス・ネブラセンシス/【an666】
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米国西部内陸部のフォックスヒル層で産出したホプロスカフィテス・ネブラスセンシスです。
母岩が台座の代役を果たしています。人工物の台座よりもマッチしており、この標本の価値を高めています。
美しいイリデッセンス(iridescence)のなかに現れる模様は、縫合線です。このフォックスヒルは白亜紀最後期であるマーストリヒチアンの層です。陸上では、ティラノサウルス・レックスやトリケラトプスが闊歩していたことでしょう。
真珠層のイリデッセンス(iridescence)は抜群に美しく、アンモナイトの産地は世界中にあるといえど、このように美しい標本を産出するのは、フォックスヒルを含め、3,4カ所に限られます。
白亜紀最後期の北米は、現世と異なり、北米を縦に貫く海が形成されていました。フォックスヒル層は、その海の浅瀬の堆積物を含んでいると考えられています。フォックスヒル層から産出されるアンモナイトの一部には、本標本のように、ほぼ完全な状態で本来の真珠層が保存されているものがあります。
反対側。
母岩含め全幅19cm、重量は3kgに迫ります。台座の変わりとなっている母岩はしっかりしており、安定します。
アンモナイトコレクションを完成させる上で、フォックスヒル産の標本は欠かせません。とくに、ホプロスカフィテス(本標本)、ジェレッツキテス、ディスコスカフィテス、スフェノディスカスなど、本来の真珠層を残した美しい標本は一つは手にしておきたいところでしょう。
商品スペック
商品ID | an666 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 本来の美しい真珠層が保存されたホプロスカファイテス・ネブラセンシス |
産地 | South Dakota, U.S.A. |
サイズ | 本体最大直径12.5cm 母岩含め全体幅19cm×奥行16cm×高13.5cm 重量2930g |
商品解説 | Fox Hills Formation North Central,South Dakota,U.S.A. |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。