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縫合線モンスター現る!一級品。マダガスカル産アンモナイト/【an634】
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縫合線モンスター現る!!
殻全体を余すところなく縫合線で覆ったマダガスカル産アンモナイトです。
そもそも縫合線とはなんぞや?「ほうごうせん」と読みます。縫合線は、隔壁の最も外側の断面です。アンモナイトの殻の内部には房よ呼ばれる部屋が複数存在します。この部屋を分けているのが、隔壁(かくへき)で、その断面が、こうして現れています。縫合線は、殻の表層部になればなるほど複雑になります。複雑というだけでなく、コレクターを魅了する美しい外観を形成します。
縫合線は、アンモナイトの種類によって異なり、種を特定する一つのサインにもなります。とくにアンモナイトの仲間の生息年代に依存する傾向があり、古生代全盛のゴニアタイト類などでは、シンプルで幾何学模様のような縫合線を示します。一方、白亜紀のアンモナイトでは、写真のように、複雑怪奇、ともすればグロテスクとさえ感じられる、非常に面白い模様を示します。一般に白亜紀のアンモナイトの縫合線のほうが複雑であるとされています。
炎をモチーフにした模様のようにも見えます。自然界が生み出した芸術です。
ここまで明瞭明確で、かつ殻全体にわたって、グロテスクな縫合線を示す標本は非常に希少です。このタイプの標本としては、間違いなく最高グレードの、非常に希少な標本と言えるでしょう。
模様ばかりに目が行きがちですが、この標本、1kg近い重量があります。最大径12.5cmと比較的コンパクトかと思いきや、なんと殻開口部の厚みが6.4cmもあります。オウムガイなみの分厚さです。
ずっしりと手にのしかかる重量感。
縫合線は、時代が若くなると、より複雑化すると前述しましたが、一つの個体でも、若いうちは比較的シンプルで、加齢とともに複雑になったと言われています。人間の皺のようなものでしょうか。赤ちゃん、幼年期、青年期、老年期とより皺が複雑になるように、アンモナイトの隔壁の表層付近も、複雑になっていったのでしょう。このアンモナイトは、立派な青年か壮年期なのかもしれませんね。
開口部の分厚さ。
表面のポリッシュ加工は非常に丁寧で、実になめらかです。
落ち着いたブラウンが希少性に高級感を加えています。
ナチュラルアートです。
ほれぼれするような標本です。このタイプの標本としては最高グレードと言えるでしょう。
商品スペック
商品ID | an634 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 縫合線モンスター現る!一級品。マダガスカル産アンモナイト |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径 12.5cm 厚6.4cm 925g |
商品解説 | 縫合線モンスター現る!一級品。マダガスカル産アンモナイト |
この商品を購入されたお客様のお声
この度も素晴らしい個体をありがとうございました。直径は小ぶりですが、厚みがとてもすごいので大迫力です。縫合線も非常に美しく、ファイヤーパターンのように見えます。「燃え盛るファイヤー模様アンモナイト」ですね!連結細管も観察できますし、カルサイトの飴色も極美な個体です。後生大切にさせて頂きます。ありがとうございました。
兵庫県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。