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広く複雑かつグロテスクな縫合線を楽しめるマダガスカル産アンモナイト/【an633】
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縫合線を広く確認できるマダガスカル産のアンモナイトです。
この葉の模様状の組織を縫合線と言い、コレクション品の価値を測る際の重要なポイントになります。本品は殻全体の7割に渡って、広く縫合線が確認できます。大変美しい標本です。
縫合線は、アンモナイトの骨格ともいえる隔壁の最も外の部分ということができます。アンモナイトの殻は、小さな部屋がいくつも並んでいます。その外壁が断面として見えているものが、この縫合線になります。縫合線は一般に若い時代のアンモナイトの仲間ほど複雑になります。本品も非常に複雑な縫合線を持っています。
全体の70%を覆う見事な縫合線を楽しむことが出来ます。
葉の模様のように見えます。
こちらは炎が燃えさかるかのよう?
反対面も6割以上、見事な縫合線で覆われています。
直径は12cmオーバ。手のひらにずっしり載ります。
一部光を透過し、美しく輝きます。
光を通します。独特の味わいです。
一部イリデッセンス(iridescence)を含む殻の層が残っています。
光をうまく使えばこんな展示も可能です。
高級感あふれる縫合線を広く楽しめるマダガスカル産アンモナイトのご紹介でした。
商品スペック
商品ID | an633 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 広く複雑かつグロテスクな縫合線を楽しめるマダガスカル産アンモナイト |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径 12.3cm |
商品解説 | 広く複雑かつグロテスクな縫合線を楽しめるマダガスカル産アンモナイト |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。