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カラストンビ(顎器)の形跡あり!ゾルンフォーフェン産ペルスフィンクテス/【an604】
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ゾルンフォーフェン産のアンモナイト。ライムストーンの美しさは、同産標本に共通する特徴です。写真左に位置するのが、アンモナイト、Perisphinctes。
Perisphinctesといえば、マダガスカル産の母岩除去クリーニング型のものを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。Perisphinctesは世界中の産地から産出します。
右下の組織は、顎器の一部と考えられます。いわゆるカラストンビ。現世のタコやイカの食用品でご存じの方も多いのではないでしょうか。酒のつまみとして、串で提供されることが多いアレです。
こちらが顎器の一部と考えられるもの。アンモナイトは現世のイカやタコと同じグループで、このように似た器官を持っていました。レアですね。3.5センチの幅があります。
こちらは化石ではなく、おそらくミネラルの樹枝状構造でしょう。
上下反対に。どちらかがお好みでしょう。
実はこの標本デカい。写真の下の横幅は20cm。
裏。
ゾルンフォーフェンのジュラ紀層から様々な標本が産出しますが、アンモナイトは意外と盲点ではないでしょうか。
商品スペック
商品ID | an604 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | カラストンビ(顎器)の形跡あり!ゾルンフォーフェン産ペルスフィンクテス |
産地 | Solnhofen, Germany |
サイズ | 直径10.2cm 母岩16.5cm×20.5cm×厚1.2cm |
商品解説 | カラストンビ(顎器)の形跡あり!ゾルンフォーフェン産ペルスフィンクテス カラストンビの形跡がみられるレアな標本です。 カラストンビとは、顎器ともいい、獲物を噛みちぎる機能をもつものです。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。