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これぞまさにグラデーションカラー!肋の流れが引き立つマダガスカル産アンモナイト(Ammonite)/【an528】
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直径10.7cmのアンモナイト全面が輝く、マダガスカル産クレオニセラスが登場。これぞまさにグラデーションカラー!といった豊かな色彩が殻表面を覆います。
赤、紫、青、黄色、黄緑、緑・・・。光の筆で線を描いたよう。繊細な配色に目を奪われます。
アンモナイトを少し傾けると、すぐに色彩が変化。眺めて飽きることのない標本です。
まさにフルなグラデーション!こちらの面は、中心が青&緑、外側へいくにつれて緑、黄色、オレンジとビビッドに輝きます。
そもそもどうして?光るアンモナイトはできるのでしょう?それは、アンモナイト表面にアラゴナイトと呼ばれる層があることに要因があります。アラゴナイトというのは鉱物の名前で、日本ではあられ石(霰石)ともいいます。主成分は炭酸カルシウムです。
アンモナイトが光るには、アラゴナイトという鉱物の層に加えて、もう一つ「キチン質」とよばれる層が重なりあう必要があります。「キチン質」というのは、カニやエビなどの甲殻類や、節足動物の外側の皮と同じような成分でできた層のことです。
アンモナイトの表面では、キチン質の層とアラゴナイトの層が交互に重なりあって積み重なっているような構造になっています。これらの層に光りが当たったとき、異なった層に光がぶつかると、光のさす方向が変わります。これを「光の屈折」といいます。光の屈折でおこる自然現象の例でいうと、虹が一番わかりやすいかもしれません。突如空に7色のカラーが現れるのも、太陽光と空中の水滴の光の屈折によって起こる現象です。
この中に虹が閉じ込められているというと言い過ぎかもしれませんが、手にとって眺めていると、ふとそんな気がしてくるから不思議です。
それにしてもいろんな色が広い面でドカッと出てきます。欠けがない幅広の大型標本だからこそ楽しめる特典です。
個人的には、この青紫色が他の標本にはあまり見られない色の出方をしていると感じ、とても気に入っております。お手にした方は、お気に入りのカラーポイントをぜひ探してみてくださいね。
どちらが表面でどちらが裏面といえないほど、両方の輝きが素晴らしい標本です。グラデーションワールドを手にしてみませんか。
商品スペック
商品ID | an528 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | これぞまさにグラデーションカラー!肋の流れが引き立つマダガスカル産アンモナイト(Ammonite) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 本体直径10.7cm 270g |
商品解説 | これぞまさにグラデーションカラーといえる七色の配色!肋の流れが引き立つマダガスカル産アンモナイト(Ammonite)が登場です。 横幅の広いアンモナイト全面に、青、紫、グリーン、赤、黄色など、さまざまな遊色効果が見られる大ぶりアンモナイトです。 特にブルーとグリーンが幅広く光ります。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。