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一部黄鉄鉱化した、希少な北海道産アンモナイト。標本と一体化した土台付き。/【an503】
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北海道産の一部黄鉄鉱化したアンモナイトです。
黄鉄鉱化とは、その名の通り、化石の一部が黄鉄鉱という金属によって置換される現象のことです。この種類の標本はアンモナイトパイライトとして知られています。黄鉄鉱は英語でパイライトと言いますが、パイライトは非常に硬く、ハンマーで叩くと火を散らすことから、ギリシャ語で火を意味するパイライトと名付けられました。
この金色の部分がパイライトです。パイライトはご覧の通り、金のように見えるため、混同されることがありました。愚か者の金という俗称があります。
縫合線にそってパイライト化しているため、金色の炎が燃えているように見えるところがあります。非常に面白い標本です。
裏面。
縫合線の一部がパイライト化しています。
金属光沢を帯びています。パイライトは鉄と硫黄から成ります。この黄色は硫黄によるものです。北海道産のアンモナイトはとても希少ですが、その中でも、このように黄鉄鉱かしているものは大変珍しいものです。
縫合線が全面に広がり、実に美しい。
大きな柄の縫合線もたくさん確認できます。白亜紀のアンモナイトならではの複雑な味わいです。
横から見た図。台座が標本と接着されています。やや後ろ荷重ですので、安定用の粘土を一緒にお付けいたします。
台座の木の色が標本と良く合い大変高級感があります。
商品スペック
商品ID | an503 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 一部黄鉄鉱化した、希少な北海道産アンモナイト。標本と一体化した土台付き。 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | アンモナイト本体直径16cm / (土台含め)幅13.5cm×奥行8.5cm×高17.5cm 2270g |
商品解説 | 一部黄鉄鉱化した、希少な北海道産アンモナイト。標本と一体化した土台付き。土台がやや後ろ荷重ですので、安定用の粘土をお付けいたします。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。