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ハイクオリティ!肋が山脈のように発達した北海道産アンモナイト/【an502】
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北海道産のアンモナイト標本です。本標本は北海道を南北に走る空知(そらち)層群もしくは蝦夷層群から産出した標本です。空知層群は主にジュラ紀末期から白亜紀前期の堆積盆地であり、その上には蝦夷(えみし)層群が形成されています。その境界は一億二千年前と考えられています。この標本はおおむねその前後のものではないかと考えられます。
北海道からは、様々な種類・大きさのアンモナイトが採れますが、発掘の困難さから、ハイクオリティの標本は多くありません。その中でも、本標本は、全体の形、肋など大変美しいものです。
直径は最大部計測で20cm、重量は2.5kgに迫ります。非常に分厚く、ぷっくりと膨らんでいます。
美しい肋(ろく)です。肋(ろく)とは本来アバラ骨を表す言葉で、アンモナイトの殻に断続的刻まれた脈のことを指します。
この肋ですが、アンモナイトの種類によって太いものや細いもの、ピッチが細かいものや、大きいものがあり、多種多様です。肋が発達することで、流線型になり、速く泳ぐことが出来た、という説があるようです。どういう役割を果たしていたのか、なぜ多種多様に発達しているのか、とても興味深いところですね。
この部分、接着と思われる痕があります。しっかり固定されています。
国産のアンモナイトは希少価値が高く、入手しづらいため、コレクション価値も高いと言えるでしょう。加えて、ハイクオリティのものが少ない中、保存状態が非常に良い点も見逃せません。
殻口部8.5cmの厚み。
商品スペック
商品ID | an502 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ハイクオリティ!肋が山脈のように発達した北海道産アンモナイト |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 直径20cm 2450g |
商品解説 | ハイクオリティ!肋が山脈のように発達した北海道産アンモナイト |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。