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乳白色が優美な、フランス産アンモナイト(Ammonite)/【an496】
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メインとなる乳白色のアンモナイトが1つ、寄り添うように母岩についている、フランス産アンモナイトをご紹介します。
本標本は、肋のピッチが狭く、美しい螺旋を描くアンモナイトです。
フランスはヨーロッパの中でも有数のアンモナイト産地ですが、とりわけジュラ紀と白亜紀のアンモナイトの状態は特出しているようです。本標本は、ベージュ色の母岩、乳白色のアンモナイトと、全体的に柔らかな、ノーブルな印象の標本です。
アンモナイトは、数百年前に「アンモナイト」という名前が与えられました。この名前の由来は、エジプトの羊角神「アンモーン(アモン)」の頭部に巻いた角に形が似ていることから名づけられたのですが、確かに形がそっくりです。
アンモナイトはオルソセラスという直角石を祖先にもち、今から4億年以上前に地球に誕生したと考えられています。その後、世界中の海に繁栄し、中生代白亜紀の6550万年前、大絶滅で恐竜と同じく姿を消してしまうのですが、その間さまざまな種が発展し、1万種とも考えられる種を残したといわれています。
その地域固有の形、母岩の色など、アンモナイトの楽しみ方は幅広く、?世界中にファンが多いのもアンモナイト化石が愛される特徴です。世界各地のアンモナイトを並べてコレクションするのも楽しそうですね。
商品スペック
商品ID | an496 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 乳白色が優美な、フランス産アンモナイト(Ammonite) |
産地 | France |
サイズ | 直径2.4cm 母岩10cm×5cm×厚3.3cm |
商品解説 | 乳白色が優美なフランス産アンモナイトです。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。