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立体的で肋模様が美しいロシアンアンモナイトパブロヴィア(Pavlovia)/【an439】
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立体的で、肋模様が美しいロシアンアンモナイト、パブロビアが登場です!
真ん丸で、円に近いフォルムが特徴のパブロビアですが、本標本も例にもれず、大変きれいな円を描いています。
裏面はこのようにきれいに処理してあります。側面は肋模様が保存。
直径8cmで260グラムオーバーです。ヘソ(中心部)はそうでもないのですが、まさに階段を上るかのごとく、最も太い一巻きへ向かって標本の厚みがぐぐっと増しています。
パブロビアの特徴である、幾重にも巻いた殻が、本標本は実によくわかります。
ロシアはウラル地方産です。ウラル地方といえば、近年隕石が落下した地域として有名ですね。パブロビアは北極に近い地域に生息した種だったようで、ヨーロッパを中心に、ジュラ紀後期から白亜紀前期にかけて繁栄しました。
正面は言うまでもなくきれいなのですが、本標本、見どころは側面にもあります。殻の表面がここまできれいにクリーニングされています。
厚い、分厚いですね~。最も太い殻口部で4cmの厚みがありました。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、中心に向かって螺旋階段を下りて行くように厚みが異なります。立体感があります。
肋模様を楽しみ、立体感を味わえるアンモナイトです。
商品スペック
商品ID | an439 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 立体的で肋模様が美しいロシアンアンモナイトパブロヴィア(Pavlovia) |
産地 | Russia |
サイズ | 直径8cm / 264g |
商品解説 | ロシアウラル地方のアンモナイトパブロビアが登場。 本種に特徴的な幾重にも巻いた殻がよくわかります。 立体感、厚みがあり、肋模様がよく鑑賞できる良質標本です。 手に取ると、アンモナイトの重さが十分感じられます。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。