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アンモナイトを真っ二つに!ハーフカットアンモナイト/【an416】
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アンモナイトを真っ二つに割った標本です。俗にハーフカットアンモナイトと呼ばれています。見た目が美しいので、人気のあるジャンルの一つです。もう一つの魅力は、アンモナイトの構造が分かることでしょう。
アンモナイトの肉の部分は、渦の中心まで体をひそめていたわけではなく、開口部(外側)に居り、渦の近くは、ガスや水を出し入れすることで、浮沈する機能を果たしていたとされています(すべてのアンモナイトがそのような機能をもていたわけではないようですが)。現生にも存在するオウムガイは、この浮沈機能を持っているそうです。
こちらは殻側です。
表面はポリッシュ加工がされており、光沢があります。
このような感じです。
白い部分は、長石や斜長石などでしょうか。化石は長い時間をかけて化石になりますが、その堆積環境によって様々な鉱物に置換されます。場所や部位によって置換される鉱物が異なります。本来房は何もない空間だったはずですが、堆積物によって埋められ、また圧力が掛かることで、このような鉱物が詰まった状態になります。
房の数を数えていると目が回りそうです。
商品スペック
商品ID | an416 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | アンモナイトを真っ二つに!ハーフカットアンモナイト |
産地 | |
サイズ | 7.1cm |
商品解説 | 断面がきれいなハーフカットアンモナイトが登場。 スタンド付でちょっとしたコーナーにも飾りやすいです。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。