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われこそはレア化石コレクターだ!と豪語するアナタに送ります!なんじゃこれは??/【an393】
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なんと三葉虫が張り付いているのです。これは大変興味深いことです。ゴニアタイトは、示準化石といいまして、特定の時代に採れる化石です。一方、三葉虫も特定の時代にとれる化石です。いずれもメインとなる時期は古生代になります。ぜひ、手元に地質年代表をお持ちの方は、ご確認いただきたいのですが、いずれも恐竜全盛の中生代には絶滅しています。ゴニアタイトが隆盛を極めたのが、デボン紀中期、石炭紀、ペルム紀までです。この時期は三葉虫も隆盛を極めており、海は、両者が共存していました。この標本はまさにその証拠なのです!
ご覧ください。三葉虫がペタッと張り付いているのが分かります。死んだあと張り付いたのか。死んだゴニアタイトに張り付いていたのか。それともゴニアタイトの殻を住処にしていたのかは分かりませんが、少なくとも、地質年代表の事実を、まさに、このような形で証明しているのです。
三葉虫とゴニアタイトはともに古生代を代表する示準化石ですから、当たり前といえば当たり前なのですが、こうして、実物を見ると、強烈な説得力があります。この標本は石炭紀の標本ですから、古生代の中では後期に当たります。三葉虫が大繁栄した時期に比べると、少しあとになりますが、こうして、古生代の海のなかで、生存競争を繰り広げていたのだと思うと、感動しますね。
化石の楽しみ方には様々あります。「形が美しい」、「色がきれい」といった直感的な楽しみ方はもちろんのこと、知識があるからこその楽しみもあります。お持ちの化石を展示する際に、好みの順で並べるのも一興ですが、時代順に並べるのも勉強になって楽しいですよ。
一見地味なこの化石を掘り下げていくと、地球史を紐解くことができます。化石の楽しみ方を一層広げてくれる、アイテムです。
われこそはレア化石コレクターだ!と豪語する真の化石ファンの方におすすめする、学術系アイテムです。
商品スペック
商品ID | an393 |
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年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | われこそはレア化石コレクターだ!と豪語するアナタに送ります!なんじゃこれは?? |
産地 | Morocco |
サイズ | アンモナイト直径 6.5cm 厚み3.5cm / 三葉虫 1.5cm |
商品解説 | アンモナイト(Maxigoniatites saourensis)の上に三葉虫化石(Archegonus nehdenensis africanus)が見られる希少な標本です。 Zrigat Formation,Dar Kaoua,Morocco 石炭紀 Late Visean |
この商品を購入されたお客様のお声
ソッと寄り添うようにくっついている二つの化石。古生代を共に生きた証を目の当たりにして、百聞は一見にしかずの思いを強く感じました。子供達への教育資料としても、非常に価値のある逸品だと思います。貴重な化石を有り難うございました。
福岡県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。