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芸術的な縫合線!菊模様が美しい巨大アンモナイト/【an123】
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26cm!大きな芸術的アンモナイトを、コレクションの1つに加えてみませんか??立体的に見える菊葉模様がすばらしい、マダガスカル産アンモナイトです。
本標本は、なんと26cmそして3400gの大きさを誇る、マダガスカル産クレオニセラスアンモナイトです。これほど大きく、広い面で縫合線模様が鑑賞できるのは、嬉しいことです。
明るいブラウンやマッドグレーなど、鉱物の置換によって、さまざまな色合いが生じています。
特筆すべきは、この複雑怪奇で美しい縫合線!白のラインで波しぶきのように描かれた縫合線は、アンモナイトの殻を構成する上で非常に重要な役割を果たすものです。
やはり26cmもありますから、見ごたえ十分ですね。螺環(アンモナイトの殻一巻き分)も太く、幅広です。
アンモナイト化石の価値を何で判断するかの一つに、この縫合線がいかに綺麗に出ているか、ということが挙げられます。
アンモナイトの体は、大きく分けて、住房(軟体部を収納する)部分と、気房(浮力を調節する)部分の、2つの構造から成り立っています。後者の、浮力を調節する部屋、気房部分は、「隔壁」という名で仕切られた、多数の小部屋から成り立っています。
この隔壁によって仕切られた小部屋は「気室」とよばれるのですが、この中には、ガスと液体が充填されていました。ガスと液体の量を絶妙に調節しながら、アンモナイトは水中を浮いたり沈んだりしていたのですね。
このレースのようにもみえる、縫合線模様は、気室を仕切る隔壁とよばれるヒダが、外側の殻部分と接する時に複雑に織れ込むことで生じたものです。
アンモナイトは、成長するに従って、自らの殻を開口部に継ぎ足して大きくなる生き物です。
これほど複雑な縫合線模様は、一体いつできるのでしょうか?それは、アンモナイトが成長し、大きくなるにつれて軟体部分を前へ前へと移動するときです。
アンモナイトが、より大きくなるために形成された新しい殻部分と、最後に作られた隔壁の間に隙間ができるゆえに、隔壁が継ぎ足されるように新たにつくられたと考えられています。なんて、面白いのでしょう。
これが、その模様です。この美しい複雑怪奇な縫合線模様は、殻と、気室の壁がちょうど接している部分ということになります。こんなにも美しくポリッシュしてくれた、プリパレーターに、感謝。
ブラウンとグレーの2色がシックで良い標本です。
やはり、26cmは大きい。飾り映えしますよ。
裏面も表面もばっちり縫合線が見られます。
アンモナイトの魅力を存分に表現している大きさ、模様の標本です。良質のアンモナイトをコレクションしている方に、ぜひ所有していただきたい一品です。
商品スペック
商品ID | an123 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 芸術的な縫合線!菊模様が美しい巨大アンモナイト |
産地 | 確認中 |
サイズ | 本体直径最長部26cm / 3400g |
商品解説 | アンモナイトの芸術的要素を存分に表現した、縫合線の美しいマダガスカル産クレオニセラスの登場です。 直径26cmの大きなアンモナイトの表面に、菊葉模様の縫合線が鮮やかに彩られています。 優雅かつ繊細複雑なラインを描く縫合線はアンモナイトが殻を強化する上で欠かせない構造状の工夫です。 アンモナイトの殻の中には、気房(きぼう)とよばれる構造があります。気房は隔壁(かくへき)とよばれる薄い壁によって仕切られていて、これによってガス交換を行なって浮力を調節しています。 この隔壁のヒダ状のものは、殻の本体とぶつかり合う部分で複雑に折れ込むといった特徴があります。 このヒダ部分が、我々には菊葉模様となって表面に見えるのです。 隔壁が、なぜこんなにも複雑に織り込んだ形状になるかというと、それは、殻の強度を高めたり軽量化をはかるためです。波模様のほうが強度が高まるという事実は、ダンボールの芯部分や波板に施されている原理と同じです。 アンモナイトは、曲線にすると強くなるという構造を本能的に知り、進化して波模様を複雑化していったと考えられます。 アンモナイトの芸術的価値は、フォルムはもちろんのこと、この縫合線によって見出される場合が多いのです。 アンモナイト自信にとっては、縫合線の模様は、必死に生き伸びるため施した策だともいえます。 平置きでももちろん、スタンドに立てて飾っていただいても飾り映えのする大きなアンモナイト化石です。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。