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美しい干渉色と黄鉄鉱による金属光沢を同時に楽しむことができる、ロシア産アンモナイト「クエンステッドトセラス」/【an1136】
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黄鉄鉱化アンモナイトの代表的な産地であるロシア。そのロシア産のなかでも、特に面白いカットが施された逸品です。
片面が1/2だけ除去され、黄鉄鉱に置換された内部構造がまるわかり。金属質の光沢を放ちます。
それでいて、中央の殻はイリデッセンス(iridescence)を残しており、美しく輝きます。
黄鉄鉱化とイリデッセンス(iridescence)。本来同時に楽しむが事が難しい2つの利点を一度に味わえる、実に面白い標本です。
黄鉄鉱の光沢は独特で、他の金属とは一味違います。深みのある渋い光沢で、銅に似た味わいがあります。
光を真正面から受けると、金色を渋くしたような独特の色合いを楽しめます。
イリデッセンス(iridescence)を有する層を残した中央の殻には、グリーンやレッドの干渉色が現れます。
この殻の残存部も黄鉄鉱によって置換されていますので、干渉色も金属光沢を帯びています。
一部にはブルーも確認できます。イリデッセンス(iridescence)のクオリティも上等です。
アンモナイトの内部の房(部屋)もしっかりと確認できます。
反対側。黄鉄鉱によって覆われています。
もはや、アンモナイトのシルエットと化しています。
アンモナイトコレクターならば、こういった個性的な標本も所有したいところ。
難しいところが分からなくても、純粋に美しい標本です。
100円玉との比較。直径最大部6.5cm。立派なサイズ。美しい干渉色と黄鉄鉱の光沢を同時に楽しめる個性的な標本です。
商品スペック
商品ID | an1136 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 美しい干渉色と黄鉄鉱による金属光沢を同時に楽しむことができる、ロシア産アンモナイト「クエンステッドトセラス」 |
産地 | Russia |
サイズ | 直径6.5cm |
商品解説 | 美しい干渉色と黄鉄鉱による金属光沢を同時に楽しむことができる、ロシア産アンモナイト「クエンステッドトセラス」 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。