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中心部まで手を抜きません。狭いピッチの肋模様が全面を覆う、ジュラ紀アンモナイト、ペリスフィンクテス/【an1121】
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ジュラ紀の示準化石、ペリスフィンクテス(Perisphinctes)アンモナイトをご紹介します。中心部のヘソ部分が潰れておらず、完全な状態で鑑賞できる点が素晴らしい標本です。
ペリスフィンクテスは中生代ジュラ紀に繁栄した種で、ジュラ紀の示準化石として認識されています。非常にピッチの狭い肋(ロク)をもっていることが、ペリスフィンクテスの最大の特徴です。肋とは本来アバラ骨を意味するのですが、まさにアバラ骨のように狭く連続した肋を有します。
反対側です。こちらも中心部まで丁寧にクリーニングされています。
石灰岩層から採集された白色標本です。
手との比較。結構な大きさであることが分かりますね。重さは140グラムありますから、手の平に載せるとかなりズシっときます。
この、いかにもアンモナイトらしい優美なデザインがペリスフィンクテス種の魅力です。アンモナイトコレクションの一つに必ず加えたい種といえそうです。
アップで。真ん中、ヘソ部分にご注目ください。この中心部は1ミリにも満たない幅です。アンモナイトは外へ外へと殻を付け足し成長していく頭足類なのですが、中心部はアンモナイトのはじまりにあたる箇所です。中心部は潰れている状態で見られるものも多いのですが、本標本はご覧のように丁寧なクリーニングがなされています。
アップに耐えうるこの優美なデザイン性。ウットリしますね。
直径は7.9センチあります。
アンモナイトらしいアンモナイト、ペリスフィンクテス種です。高いクオリティをお求めの方に。
商品スペック
商品ID | an1121 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 中心部まで手を抜きません。狭いピッチの肋模様が全面を覆う、ジュラ紀アンモナイト、ペリスフィンクテス |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7.9cm 厚2.3cm |
商品解説 | 中心部まで手を抜きません。狭いピッチの肋模様が全面を覆う、ジュラ紀アンモナイト、ペリスフィンクテス |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。