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1億2000万年の時を経て絶滅アンモナイトがこんなに輝きます!両面同程度に輝くイリデッセンスアンモナイト/【an1119】
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赤、緑、青、黄色…七色に光るレインボーアンモナイトが登場です。直径5.4センチの中に、虹が踊ります。
殻全面が七色に輝くハイグレード標本。こちらは白亜紀、頭足類アンモナイトのイリデッセンス標本です。
ため息が漏れるような強い閃光を放ちます。このようにアンモナイトが輝くのは、殻表面のアラゴナイト層とキチン層の多重構造による光の多層干渉によるものです。詳しくは、コラム『光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?』をご覧ください。
手との比較。人差し指から小指までの間にすっぽり収まるサイズ感。大きすぎず、小さすぎず、手の平で鑑賞するにはちょうどよい大きさです。
本標本、両面が同程度に強く輝きます。写真はある角度から一面を切り取ったものですが、アンモナイトを実際手にとって少しずつ角度を傾けていくと、見る角度によって発色が少しずつ変わっていきます。連続性を帯びながら色が変化していくので、さらに発見と面白みがあります。
上の写真と見比べてみて下さい。どちらも同じ面ですが、上はオレンジ色が強いのに対して、こちらの写真は赤色が主張しています。このように、角度と光の入り方によって見え方が少しずつ変化します。
こちらがアンモナイトの断面です。中は堆積物で満たされて石化しています。
肋に沿って、流れる滝のごとく光が溢れます。
このあたり、素晴らしいですね。光の筋がビビッドです。
赤とグリーン色が中心。1億年以上前に生息し、地球上から消えた生物のものとは思えないカラフルさ。
個人的には左側、紫色から赤にかけて見える筋模様の虹色が気に入っています。ある角度の一瞬を切り取ったのですが、お手にした方はぜひお試しくださいね。
およそ1億2000万年もの長い間、地中に眠っていた間にこのように光り輝く化石へと変化したと思うと、しみじみと感慨深いものがあります。人間ではこうはいきませんものね。
手の平で両面くるくると回しながら色を探して楽しむにはベストな標本と言えるのではないでしょうか。心が沸き立つ虹色をお届けします。
商品スペック
商品ID | an1119 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 1億2000万年の時を経て絶滅アンモナイトがこんなに輝きます!両面同程度に輝くイリデッセンスアンモナイト |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.4cm |
商品解説 | 1億2000万年の時を経て絶滅アンモナイトがこんなに輝きます!両面同程度に輝くイリデッセンスアンモナイト |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。