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ドイツ・ホルツマーデン産パイライト化したダクチリオセラス(Dactylioceras)/【an1068】
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ドイツ・ホルツマーデン産のパイライト化したダクチリオセラスです。母岩中央に、浮かび上がった、渋い味わいが印象的な標本です。
ダクチリオセラスの特徴の一つであるピッチの細かい肋(ろく)。
圧縮を受けていない美しい円形。
黄色いのは、黄鉄鉱に置換されているからです。平板状ではありますが、わずかに金属光沢があります。
裏面。頁岩らしいきめ細やかな質感です。頁岩とは、粘土が石になったものです。一般にこのようなきめ細やかな黒っぽい石になります。
化石のブランド産地の一つ、ドイツ・ホルツマーデン産の美しいパイライトアンモナイトです。ダクチリオセラスらしい細かい線が無数に入った芸術的な逸品です。
商品スペック
商品ID | an1068 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ドイツ・ホルツマーデン産パイライト化したダクチリオセラス(Dactylioceras) |
産地 | Holzmaden, Germany |
サイズ | 本体最大部4.1cm 母岩含め全体9cm×7.5cm×厚0.7cm |
商品解説 | ドイツ・ホルツマーデン産パイライト化したダクチリオセラス(Dactylioceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。