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レース模様の縁取りがエレガントな、ペリスフィンクテスアンモナイト、ペアスライス標本(Perisphinctes)/【an1027】
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殻の辺縁部分がレース模様のようでエレガント、ジュラ紀のペリスフィンクテスペアスライス標本をご紹介します。

こちらは、約1億6300万年前の地層で採集されたペリスフィンクテス種です。ちょうど半分にスライスカットし、中の構造が見られる美しいポリッシュ化石です。アンモナイトの気房の全貌が明らかになりますので、構造理解の視点からも大変有意義な標本です。

アンモナイトは海に生きる頭足類です。ご覧いただいているのは、アンモナイトの浮力を担う気房(きぼう)とよばれる部分です。一つひとつ仕切られている線を隔壁(かくへき)といい、この隔壁で仕切られた部屋は気室(きしつ)と呼ばれています。

瓜二つのペア標本。それもそのはず、同一標本を半分にカットしたものなのです。

アンモナイトは中心から徐々に殻を付け足しながら成長していく生き物です。隔壁で仕切られた小部屋の面積も、だんだんと大きくなっているのがわかりますね。アンモナイトは気室部分でガスと液体の量を調整して、水の中でほぼ重さがない状態をつくることができたのです。


それにしてもパーフェクトといって良いほど欠けのない、素晴らしいカット標本です。半分にカットするのは技術を要し、辺縁部分が欠けたり割れたりしやすいのですが、こうして完全な状態で見られるのは嬉しいことです。



外殻部。ペリスフィンクテス種であることがよく分かる、二股にわかれる辺縁部の模様が特徴的です。

二枚をこのように重ねると、ピタリ合います。最も太い断面の形は丸みを帯びていますが四角形に近く、これもペリスフィンクテス種の特徴の一つです。


直径6センチ。手の平から溢れるサイズです。

レーシーでエレガントな曲線にご注目下さい。


外側殻部分もこれまた鑑賞しがいのある保存状態です。表も裏も、どこを見回してもエレガントな曲線で構成されています。


1億年以上前の生き物に、すでにデザイン性が詰まっています。


いかがでしたでしょうか。ゆる巻きアンモナイトの典型といえば、ペリスフィンクテスを想像される方も多い、大変有名な種です。パーフェクトスライス標本に、スタンドをお付けします。ペアで並べて展示し、この美しいシンメトリーを味わってください。
商品スペック
商品ID | an1027 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | レース模様の縁取りがエレガントな、ペリスフィンクテスアンモナイト、ペアスライス標本(Perisphinctes) |
産地 | Madagascar |
サイズ | アンモナイト直径 6cm |
商品解説 | レース模様の縁取りがエレガントな、ペリスフィンクテスアンモナイト、ペアスライス標本(Perisphinctes) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。