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カルサイトリッチ!縫合線と輝きが同時に鑑賞できる、リトセラスアンモナイト/【an1024】
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リトセラスアンモナイトの良さととことん追求し表現した、極上標本の登場です。殻表面がカルサイト化し、華やかな輝きを放ちます。
ボリュームのある本アンモナイトは、リトセラスという種で白亜紀のものです。リトセラス(Lytoceras)種は、中生代ジュラ期および白亜紀の堆積岩から見つかるアンモナイトで、マダガスカル、南アフリカ、米国、西ヨーロッパなど世界各地で繁栄しました。
こちらの最も優れた点はこのイリデッセンスにあります。これほど状態が良く、様々な色で遊色する標本は稀と言えます。
手に載せて比較。本標本がいかに厚みあるか、一目で分かりますね。
反対側。両面どちらも遊色します。かつ、両面に縫合線を見ることができます。何とも大変満足度の高い標本です。
リトセラスアンモナイトの魅力の一つに、正方形に近い分厚い断面が挙げられます。このボリュームには圧倒されます!
断面を計測すると、3.7センチ×3.7センチでした。思った通り、正方形に近いフォルムです。
ピッチの狭い肋に沿って、緑、オレンジ、赤、ピンク・・・と、光線がきらめきます。
パーフェクトなフォルム。
リトセラスの特徴として、螺環(らかん)を区切るはっきりとしたくびれがあります。本品も例に洩れず、明確に凹凸が分かるくびれを持っています。手で触れるとよくわかります。
滑らかな手触りのリトセラスアンモナイトですが、殻をごく薄く磨いた直下には、ご覧のような縫合線が見られます。これは、アンモナイト内部の隔壁が外殻に接するときに複雑に折れ曲がっていることで生じる模様です。この模様が、菊の葉っぱのように見えることから、アンモナイトは菊石とも呼ばれます。縫合線は、アンモナイト鑑賞の大事なポイントなのです。
どの角度から眺めても形がよいので、いろんな角度で、つい写真を撮りたくなります。
およそ1億2000万年前の本品は、マダガスカル、マハジャンガ州のジャングルで見つかりました。表層がこれほど状態良く保存されたのは、素晴らしいことですね。
アンモナイトにこだわってコレクションしている方にお勧めしたい秀逸標本です。
商品スペック
商品ID | an1024 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | カルサイトリッチ!縫合線と輝きが同時に鑑賞できる、リトセラスアンモナイト |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径8cm 224g |
商品解説 | カルサイトリッチ!縫合線と輝きが同時に鑑賞できる、リトセラスアンモナイト イリデッセンスアンモナイトで、かつ縫合線も見られる、アンモナイト極上標本が登場です。 重さ224グラムの手応えある上質アンモナイト化石。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。