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方解石化された中身が美しい、アンモナイトスライスペア化石(Ammonite)/【an1004】
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アンモナイトを芸術品に高めるような、見事な螺旋模様が見られるスライス標本をご紹介します。
こちら、実はペア化石で2枚セットです。1つのアンモナイトを腹側(辺縁部)に沿って真っ直ぐにカットしたものです。アンモナイトの方解石された中身をまるごと鑑賞できる味わい深い標本です。
見事な形状のペアアンモナイト。直径が6.5センチありますから、飾り映えがします。
まるで瓜二つ。それもそのはず、一個体をスライスカットしたものです。
こちらが外殻側です。アンモナイト鑑賞のもうひとつのポイントとされる、縫合線模様も見られます。
表面は鏡面のように滑らか。
外側の殻と接するひだ状に折れ曲がった隔壁の模様まで見ることができます。アンモナイトの全貌がスケルトンのように丸わかりです。
うーん、このあたり美しいですね。まさに螺旋階段のようです。
仕切り部屋である気室の一つ一つで色が異なります。グレー、乳白色、濃いブラウンが重なり見事な色彩を奏でます。
お部屋のコーナーにスタンド展示すると、ちょとした白亜紀の海の世界が出来上がります。
注目すべきは外側にも。これが殻直下にある縫合線模様です。アンモナイトの隔壁が殻と接すると、ヒダのように折れ曲がりご覧のような模様を呈します。
俗に菊葉模様ともいわれるこの美しい模様は、アンモナイトが菊石とよばれるもとにもなっています。中身の構造だけでなく、外側からもこうやってアンモナイト鑑賞を楽しめるのは嬉しいですね。
断面もいい形をしています。一部、遊色が見られました。
ここの厚みが3センチ。6.5センチの直径に対して、かなりぶ厚いアンモナイトであることが分かります。
これ以上は望めないほどの状態。欠けがく形のよいモデル的アンモナイト標本。左右対称で、ペア化石のご紹介でした。
商品スペック
商品ID | an1004 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 方解石化された中身が美しい、アンモナイトスライスペア化石(Ammonite) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径6.5cm 厚み2枚合わせて3cm |
商品解説 | 方解石化された中身が美しい、アンモナイトスライスペア化石(Ammonite) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。